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おかあさんがおじさんに叱られている
おじさんはぼくのことをいろいろ言っている
おかあさんが真面目な顔で話している
おじさんが「しょうがいをりゆうにするな」と言っている
おじさんがぼくを見た
ぼくはどうしていいかわからなかったから とっておきの笑顔を見せてあげた
「こういう態度がだめなんだ」と言っておじさんはいなくなった
おかあさんがお外で泣いている
おかあさんはぼくをぎゅっと抱きしめた
ぼくはじっとしていた
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ぼくはベンチに座って はとを見ていた
はとはぼくの足元でつんつく食べ物を探しているみたいだ
ぼくは面白くてずっと見ていた
となりに座っていたおじいさんが とつぜん食べ物をぶゎーーっとまいた
空という空から たくさんのはとが ぼくをめがけて飛んできた
ぼくは恐怖で泣き叫んだ
それからぼくは はとがこわくなった
それからしばらくは風でビニール袋が飛んでもビクッってして泣いていた
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あのとき この場所 この坂を ぼくはたくさんのお友だちと先生 おかあさんと歩いていた
ぼくは不安でのどが渇いていた
坂のとちゅうで苦しくなって「お茶のむ」と ぼくはなんども言った
「ここではお茶は飲んじゃだめ」と言われた
ぼくは苦しくて その場で転がって泣いた
先生とお友だちは坂の上で 手拍子をしながらとても大きな声で「がんばれ!がんばれ!」と言いながらぼくを見ていた
もういやだ やめて ぼくはおかしくなりそうだった
おかあさんも先生の言いなりなの? ぼくは泣き叫んだ
そのあとぼくは両脇から抱えられて 泣きながら最後まで歩いた
着いたら先生に「がんばったーえらい もうお茶飲んでいいよ」と言われた
ぼくはもう飲む気も 笑う気も たのしいきもちもなくなっていた
あの出来事からぼくは少し大きくなった
でも この坂にさしかかると お茶が飲みたくなる
おかあさんに「お茶のむ」と言って水筒をだしてもらう
そしてここで水筒のお茶を飲みほす
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ぼくのお気に入りのおもちゃ
夢中でずっとあそんだいた
その場所に行くとそのおもちゃであそぶ
あるとき おかあさんはしんりしさんとほけんしさんに言われた
「あのままにしておくとあっちの世界にいってしまうから いつものおもちゃを今日はかくしておきました
おかあさんこれからはもっと目をあわせて ひとりの世界であそばせたままにしないで
もっとかかわっていっしょにあそんであげてください」
おかあさんはぼくとまいにちまいにち たくさんたくさんあそんだ
ぼくの ぼくだけの夢中な世界はなくなった
そうしておかあさんがぼくの夢中になった
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その日 ぼくはずっと泣き叫んでいた
なんども逃げようとしたけどつかまった
やっとおかあさんが迎えにきた
ぼくは「おかあさん」と言った
おかあさんの顔が変わった
ぼくの声がかれていたからだ
その男の先生はおかあさんに言った
「きょうはがんばらせました」
その日ぼくはおかあさんのお腹の上で寝た
その出来事は ぼくの記憶の引き出しでいきおいよく跳ねまわっている
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ゆきが降ってくるのを見上げている
ぼくを中心に降っているみたいだ
おもしろくてずっと見ていた
そしたら ぼくがすぅ~っと空に吸いこまれて 空に昇っていくような感じがした
不思議だった
すこし身をまかせていた
急にこわくなって 吸いこまれないように大きな声をだした
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あのひとは突然めがねをとった
ぼくはびっくりした
こわかった
ちがうひとになってしまったとおもった
だからぼくは確かめた
そのひとから めがねをとった
すごいこわい顔になった
だから確認をした なんどもなんどもした
ちがうひとになった
めがねをはずすと ちがうひとになるんだ