不安定 神経衰弱編
ぼくは不安定になると「同じであることに」いつもよりこだわってしまう
ぼくはたのしいきもちを取りもどすために おかあさんとたのしいやりとりを始める
ぼくの問いかけにおかあさんがこたえるやりとりだ
「やま」といえば「かわ」のように ぼくの中で対になることばがある
おかあさんはぼくが持っているカードをすべて知っている
ぼくは問う おかあさんはこたえる
ずっとずーっとくりかえす
おかあさんが疲れてミスをする
ぼくはそのミスに強く抗議する
「もーこういうのやだー」とおかあさんはなげく
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