拒否じゃなく動揺

Sensitivity , 2010 - 2022

ある春
ぼくはさよならをした
ぼくには思いがけない さよならだった

ぼくにはどうにも出来ない おとなの社会できまったこと
ぼくはまた苦手な「はじめまして」をして
大好きだったひとへのきもちに「ふんぎり」をつけた

また春がきて夏が来るころ
大好きだったあの人が あのにこにこの笑顔でそこにいる

ぼくは隠れてしまった
過去といまがぼくに中で入り乱れる
「ふんぎり」をつけたきもちが緩んでしまう怖さ
また「さよなら」をしなくてはいけなくなるんじゃないの?という怖さ

ぼくは安心する場所に隠れて ぐるぐる渦巻くきもちと戦っていた