ぼくはぼくを休ませてあげることができない
こわいでいっぱいのとき たのしいがいっぱいのとき どきどきしているとき
ぼくは自分の体の様子に気づくゆとりがない
「感じるとるちから」がきもちの方を優先にするからだと思う
本当はからだとあたまは どんどん疲れてくたびれてきても ぼくはそれを感じとれない
とびはねて 走って 歩きまわって 足だってぱんぱんになっていても
息だってはぁはぁと息切れして へとへとでも ぼくはそれを感じとれない
こわいでいっぱいのとき たのしいがいっぱいのとき どきどきしているとき
いてもてってもいられないから ぼくは動きまわってしまう
そんなずっと動いているぼくを見て「タフ」とか「疲れを知らない」って言うんだ
そうじゃないいんだ ぼくはぼくをいたわって休ませてあげることができないんだ
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